雨の中El Camino Realを走っていると、I-380の高架が見えてきた。何年か前やっぱりこんな雨の日に、I-380のこの場所で事故にあったっけな。
そんなことを考えながら、I-380のRampに差し掛かる。高速入り口特有の螺旋状の上り坂。道路に目を落とすと、雨水の流れの中に、微妙な虹色がみえる。そう、あの油特有の虹色だ。
なんで、こんなところに油流れてるんだろうな。そんなことを思いながら螺旋を上る。ほぼ坂を上りきり、高速との合流に向けスピードを上げ始めた瞬間。
え? 車が左に流されているような。スピード出しすぎ? いやいやいや、普段より全然遅いよ。なんで? ハンドルをいつもより少し右に切る。おかしい。曲がるはずの方向に全然曲がらない。スピードの上がらないまま、どんどん高速本線に流されていく。サイドミラーに目を向けると、本線から近づいてくる車が。
ハンドルが壊れたのか? だったら、本線に入る前になんとか止まらないと! まさにブレーキを踏もうとしたそのとき数秒前に見た虹色の流れを思い出した。
そうか、多分油の上を走ってるんだ!ブレーキを踏むのをやめる。どうする、ハンドルを切るか?その刹那、突然タイヤのグリップが戻った。
車が一気に右へ曲がり始める。ヤバイ、ハンドルを左に戻す。ぐっと体に来る右向きのG。そこでもう一度ハンドルを右へ。これでようやくコントロールを取り戻すことができた。そのまま、すぐさま本線へ合流。
なんだったんだ?バックミラーで後ろを覗くと、僕の後ろから合流車線を走ってきた車がスライドしていくのが見える。やはり油の流失だったのか?
それにしても、運がよかった。この間おそらく3秒くらい。もしブレーキを踏んでいたりさらにハンドルを右に切っていたら、多分悲惨な結果になってただろう。雪道でスリップするときは普通にハンドルを切ってカウンター当てられるのに、今回はなぜかそれが思いつかなかった。油断といえば油断だが、頭の片隅のどこかにスリップするかも?っていうのがないとこうも違うのか。
なんか、この場所は自分にとって鬼門になりつつあるな。雨の日は El Camino Real と I-380は避けたほうがいいのかもしれない。
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翌日。もともとタイヤもすこし古くなってたこともあり、厄落としだと思ってタイヤをすべて取り替えた。車についているお守りも二つ。この車とあと何年の付き合いになるかわからないけど、無事に行ってほしいと思う。








